2021年
1月
01日
金
顧問の先生方より、新年のご挨拶
NPO法人 機能性素材研究会 顧問の先生方より、新年のご挨拶をいただきました。
NPO法人 機能性素材研究会 理事長 萩原 優
今こそ免疫力を高め、健康な1年を!!
あけましておめでとうございます
今年は例年とは趣の異なる新年を会員の方々が迎えられたと思います。一年前には考えられないような状態に世界中が陥っております。
この様な時期をいかに過ごしたか、は後で振り返っても忘れられない記憶として残ると思います。
どの様な日々を過ごすかはとても大切です。日頃、会員の皆様方は、心身の健康には注意を向け、また、学習をされてきています。今こそ、その真価を発揮する時期が来ています。
大事なポイントは「免疫力」です。いかに免疫力をいい状態に保つか。誰でもが、新型コロナウイルスに知らない間に接しています。でも、三密を避けたり、手洗い、マスク、などにより感染を防ぐと同時に、心の持ち方、食事、睡眠、運動などの日々の生活を規則正しく過ごすことが重要です。
また、この状況下で機能性素材の底力を感じられる機会ともいえます。
新型コロナをいたずらに恐れることもないですし、また、侮ることも危険です。日々、「生かされていること」のありがたさを感じて過ごしたいです。
末筆になりましたが、野村先生が旅立たれてとても寂しい思いをしておりますが、きっと、あのやさしい笑顔で私たちを見守って下さっていると思います。 合掌
元 東邦大学薬学部 教授 柳川 忠二
よく噛んで腸を活性させ、バランスの良い免疫強化を!!
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
本年の干支は「丑」です。丑は、のんびりと寝ころびながら口を動かしているイメージから、“食べた後ごろごろしていると牛になるぞ″と云う不健康な喩えのある動物です。実際は、4つもの胃袋の持ち主です。第1の胃は消化吸収のために発酵・分解を行い、第2第3の胃は消化できないものを第1の胃に戻す反芻を行う胃です。第4の胃で水分・栄養が吸収されます。つまり、よく噛んでしっかりと消化・吸収を行うことからすると健康に最も気を使っている動物と言えます。消化が十分行えることは腸の働きが良くなり免疫力が活性化している状態になります。
因みに、新型コロナウイルスに感染しない、感染しても重症化しないことの大切さは、バランスの良い免疫力を持つことという研究結果が報告をされています。
新型コロナウイルスは撲滅できないので、やがてインフルエンザと同じように毎年流行するような状況なるように思われますので、年の初めから、ゆっくりよく噛んで食事を楽しんで、機能性素材と共に免疫強化を行う習慣を身に着けましょう。
女子栄養大学 名誉教授 林 修
コロナ禍こそ機能性素材の活用で健康維持
あけましておめでとうございます。
大変な新年ですが免疫を高め頑張っていきましょう。
中国での新型コロナウイルス感染が報じられた当初、深刻な拡がりには至らないだろうと多くの人は期待も込めて受け止めていた。が、ことごとく裏切られ瞬く間にアジアから各地へ拡がり、十二月中旬には世界の感染者数は七千万人を超えた。死亡者数も結核の年間死亡者数百五〇万人を超え、拡大のペースはまだ衰えない。人類は,過去にペストやインフルエンザなどの“パンデミック”を経験したはずだが、残念ながら未経験の病原体に対しては無力に等しい。ようやく有効なワクチンに手が届きそうだが、感染の克服にはまだ時間がかかる。病原体に抵抗できる自身の体力と免疫力が、やはり頼りであることに変わりない。コロナ禍に限らず、私たちの免疫を最良の状態に保つには運動と食事、無理のない生活が基本となる。感染リスクを避ける自粛生活とともに、日頃の講演会での学びや知識、自分にあった機能性素材を今こそ活用して乗り切っていきたい。
宮城大学副学長 食産業学部教授 西川 正純
機能性素材の役割は免疫力を高め健康であること
あけましておめでとうございます。
コロナ禍で迎える新年となりましたが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか。コロナ禍の影響で相変わらず巣ごもりが続き、活動量も減少しているのではと思います。このような状況下、健康を維持するには何をおいても十分な栄養摂取と睡眠、適度な運動など規則正しい生活と共に、免疫力の維持・強化が重要となります。それに加えて、歳を重ねている方々にはロコモティブシンドローム・認知症・生活習慣病の予防も大切です。このことを実現するためにも優れた機能性素材を活用していくことも一助になると考えています。
今年こそはコロナが終息し、普段通りの楽しい日常生活に戻れるよう祈念しつつ、クリエイトフューチャーズの機能性素材をフルに活用して、心身共に健康に過ごしていきましょう。私も機能性素材研究会の一員として、皆さんの健康に役立つ機能性成分の研究に更なる研鑽を積んで参りますので、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
ふれあい町田ホスピタル 薬剤科長 根津 良幸
基本は自身の免疫力アップから
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年は、コロナ禍で生まれた「新しい言葉」に、3密を「集・近・閉」と漢字3文字で表すものも現れたり、不便な日常を工夫する「Withコロナ」、新しい生活様式の「新しい日常」、距離を2メートルとる「社会的距離(ソーシャルディスタンス)」などがありました。全てが新型コロナウイルスを避けるものでした。
そんな中、年末の12月、横浜市大から「回復者の再感染防ぐ抗体98%」の調査発表があり、人に本来備わっている免疫の力を再確認でき、免疫力への関心が一層高まりました。免疫とは「疫病」から「免れる」ということですから、注目されるのは当然といえます。そして、感染しても症状が出る人と出ない人がいることです。その違いは「免疫力」ですから、「免疫力を高めることがポイント」になります。ウイルスは冬の「乾燥」と「低気温」を好む環境で感染力が強まります。本年は、機能性素材の利用から免疫力をさらに高めて、新型コロナを過剰に恐れずに免疫の力を実感していきましょう。特に高齢者、基礎疾患のある方はより一層、免疫力を高めるようにしましょう。