講演レポート 「化粧品に求められる機能性とコンドロイチン・コラーゲン」

7月30日NHK総合テレビ「うまいッ!」の出演放映後の13時から埼玉県さいたま市で『化粧品に求められる機能性とコンドロイチン・コラーゲン』と題した講演会がおこなわれました。冒頭よりTV出演でのエピソードの紹介がされ盛り上がった講演会になりました。

MDCには化粧品に必要な「保湿(エモリエント効果)」、「美白」、「老化防止(アンチエージング)」を備えている

瑞々しい皮膚を保つ機能『保湿』は、皮脂成分、角質細胞間脂質成分、角質内保湿成分としてスクワラン、月見草油、加水分解コラーゲン、アテロコラーゲン、ベタイン、ヒアルロン酸ナトリウムなどの美容素材を含有しています。
紫外線による色素斑形成の予防機能『美白』や皮膚の老化予防『アンチエージング』としては、しみを防ぐのに、甘草エキス、ビタミンC、β-グルカン、ポリフェノール、γ―リノレン酸、ビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10、コラーゲンペプチドなどの美容成分が豊富に含まれています。化粧品に求められる機能性について解りやすい内容でした。

NHKで放映されたフカヒレの『コラーゲン』は、スーパーシャークと美潤人ローズエチケットで有効摂取できる

SCPコンドロイチン(スーパーシャーク)のⅡ型コラーゲンを6週間摂取することにより、コラーゲン層が厚くなったデータ、含有のヒアルロン酸による皮膚乾燥防止作用の説明がありました。
またBRE(美潤人ローズエチケット)のフィッシュコラーゲンのヒト皮膚保水分に及ぼす有効データの説明があり、特にコラーゲンの結合組織や骨組織の形成成分として、ビタミンCを一緒に摂取する必要性を話されました。

NPO法人機能性素材研究会 西川先生
NPO法人機能性素材研究会 西川先生

話題の「非変性Ⅱ型コラーゲン」の有効性について教えてください

コラーゲンを非変性で取り出すことはできません。抽出時に加熱とかすればゼラチンに変わりますし、今コラーゲンと言っている物も実は、ゼラチン質を酵素で分解したものですので、厳密にはコラーゲンではないのです。
食材のフカヒレは、生で食べれば非変性Ⅱ型コラーゲンを摂ることになります。体内では酵素でアミノ酸やペプチドにまで分解され、吸収されるので、いずれにしても変わりはありません。従いまして、SCPのⅡ型コラーゲンも同様になります。