建国記念の日の2月11日(水)、群馬県前橋市の勤労福祉センターに、NPO法人機能性素材研究会より薬剤師の根津良幸先生をお迎えして、「健康寿命を延ばそう」と題して講演会が行われました。
薬剤服用歴未記載問題
薬の専門家、薬剤師の根津先生は、ご自分の専門分野の話題でスタートされました。
先日より報道がある通り、某ドラッグストアチェーンで問題にされているのは、義務付けられている薬暦記載がなされていなかったということです。先生のご経験から、患者さんに話しながらメモを取らないと、全てを覚えておくことは無理なので、必ず筆記用具を携帯して、メモしていたそうです。
真面目に仕事をこなしていく先生の姿が浮き彫りになりました。
免疫の日内変動(夜間はしっかり睡眠を)
リンパ球、B細胞、T細胞は23時から7時の夜間に活性化されます。忙しい現代人は、この時間に起きていることが多くて、活性化が充分にされずにバランスを崩す人が多くなっています。従って、この時間にしっかりと睡眠を取ることが、免疫細胞を活性化させて、健康寿命を延ばすことにつながります。
薬剤に頼り過ぎない
生活習慣病における薬は、対症療法薬のため病そのものを治すものではありません。また、少なくない副作用、長期間摂取後に薬の効果が低下する薬剤耐性、数種の薬を飲み合わせた時の予測出来ない体内での反応等を示されて、薬に頼りすぎることに警鐘を鳴らされました。
PPK(ピンピンコロリ)を目指そう!
長生きのみを目指すのではなく、直前まで元気に暮らし、病まずにコロリと死を迎えるというのが、PPK(ピンピンコロリ)です。これに対して寝たきりになって亡くなるのが、NNK(ネンネンコロリ)です。
NNKにならないためには、薬は必要最小限にとどめること。そして適切な機能性食品を摂取することが良いと思います。
機能性食品においては特にエビデンス(臨床データ)のあるものが健康寿命の延長に役立ちます。その中でもLEM(シイタケ菌糸体エキス)、MAK(霊芝菌糸体エキ ス)、BAP(植物性多糖反応抽出物)の3種を配合した機能性商品の摂取が健康寿命を延ばすと共に、PPKへの近道となります。
こうして健康の維持が出来れば、健康寿命が延ばされ、念願のPPKを迎えることが出来るでしょう。
PPK と NNK
QOLの向上には、健康3原則と共に機能性素材の摂取ガ不可欠であることが説明され、病気に対しては、心の強さと信じきることで奇跡の回復までもたらすことを、分かり易く説明して頂きました。
(文: 滝川 彰)
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