真夏を思わせるような強い日差しの6月1日、群馬県高崎市の高崎市市民活動センター「ソシアス」において、城西大学大学院教授で 薬学博士の日比野康英先生をお迎えして、『免疫と健康~健康寿命を延ばすLEM・MAK・BAPの働き~』についてと題して、講演会が開催されました。
その様子の一部を紹介させていただきます。
「医療が病いをつくる」
これは2001年に出版された、安保徹先生の著書の題名です。
この本を手に取り、内容に引き込まれて3時間ほど立ち読みしてから購入したとのエピソードが紹介されました。体を守るはずの医療が病を作るという衝撃的な内容に、大きな影響を受けた様子が話されました。
治療医学における問題点
生活習慣病は現代医学では完治しません。薬剤投与による対症療法の結果、病気の本質を改善することなく、単なる症状の緩和に止まり、結果的に生体の恒常性に致命的な影響を与えるという現状になっています。
LEM・MAKの有効性
先生が長年の間、研究されている、LEM・MAKにおける動物実験等の多くのデータが示されて、生活習慣病を本質的に改善していくには、最適な機能性素材 であると説明されました。具体例として、心臓に血栓が出来て、それが脳に飛んで詰まってしまった長嶋茂雄氏を挙げて、もし「レンチマックス」を飲んでいた ら、あれほどまでに症状がひどくならなかったであろうとも、話されました。
まとめ
機能性素材のLEM・MAKには糖尿病や動脈硬化による虚血性疾患に対する予防効果があり、BAPには抗不安作用によるストレスに対する予防効果が期待されます。
従って、これらの素材を効果的に摂取していれば、生活習慣病に対する大きな予防効果があり、万が一、病気を発症しても軽い症状で済むであろうとの説明が行われました。
大学院教授の日比野先生は、ご自分の留学時の写真を多数示され、具体的な分かり易い例を話されて、受講者を厭きさせない講演はさすがでした。
またの講演をお待ちしております。
(文:滝川 彰)
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